年齢を重ねるごとにエラが張ってきたように見えるのは何故かしら?
Q.「以前はもうちょっと顎のラインがシャープだったのに、
年齢と共にだんだんエラが張ってきたように見えるのは何故?」
エラが張っていて悩んでいる人って結構多いんですよね。

A.「実はエラ張の8~9割以上が生まれつきの
骨格の問題ではないんですよ。」
「昔と比べると顔がなんだか四角くなってきている」って気にされています。
そして多くの場合、「私の顔の骨が『エラが張ってる』ってことですよね?
生まれつきそういう輪郭なんでしょうねぇ。」とおっしゃいます。
・・・それは見事な思い込みなんです。∑( ̄□ ̄;)ナント!!
エラの張りは、実は9割方、筋肉による変化なんですよ。
ということで、聞いてビックリな筋肉事情をチラッと覚えておきましょう^^
▼エラを作る人体最強筋肉
口には咬筋(こうきん)という噛む筋肉があるんですね。

実はコレ、人体の中で一番強い筋肉なんです!
手でリンゴはつぶせないけど、口だとサクッとかじることができるでしょう?
これこそ咬筋の成せるワザ
。
歯があるからでしょ!?って思うかも知れませんが、
その歯を動かしているのが咬筋なんですから、
その強力さは
たまに「歯でトラックを引っ張るおばあちゃんがいた!」
なんてテレビでやってたりしますけど、
あれは歯で引っ張ってるんじゃなくて咬筋で引っ張ってるってことなんですね。
いやそれでもおばあちゃんスゴイと思うけど。Σ(゜◇゜ノ)ノ
噛むっていう動作は、食べ物を噛み砕くだけではなくストレス解消の動作でもあります。
夜中に歯ぎしりする人、
イライラして歯をグッと噛みしめる人、
健康のために何十回も噛んでから食べる人、
これ全部、知らずのうちに咬筋トレーニングしてる状態なんですよ。
過剰に筋肉を使っているとどんどん肥大してくるのです。
夜中にギリギリと噛むことが
その人にとってはストレス解消になって精神のバランスをとることができている場合もあります。
ストレス解消が重要ポイントになるわけですけれど・・・
ストレスは小学生でもありますからねぇ。
単純に年齢の問題とは言い切れませんが、
やっぱり長く生きていると相応のストレスも経験しますから、
噛みしめるものが大きくなるのは確かですけどね^^
エラが張ってきたことを、年齢のせいにするより具体的に説明するならば、
『咬筋の使い過ぎによる筋肉肥大に対して、
他部分の筋肉が衰えてたるんできたために
発達してる咬筋、つまりエラ部分がかえって目立ってしまう。』
・・・とまとめることができます。
で、さらに追い打ちですが
顎から喉にかけて舌骨筋という舌を支えている筋肉があるんですが、
これもやっぱり加齢により衰えてくるんですね。
だから、中年にはダブルパンチであるわけです。( ̄▽ ̄;)!!ガーン
このサイトをご覧になっていらっしゃるアラフォー世代以上は
よりきちんとお手入れをしないとエラが肥大化してしまいますよ~。
日々溜まるストレスにはなかなか身を任せるくらいしかできませんが、
施術でやっていることの中には、自宅でやれることもあるんですよ~。^^
▼自分でできるエラ解消法
「エラが張る」っていうのは、咬筋に疲労物質が溜まって太く短くなっている状態なんですね。
つまり筋肉が緊張して堅く盛り上がっている状態ということです。
だから、これを細くしなやかにしてあげれば良いってことです。
だからエラはちゃんと削れますよ~。^^
この辺をマッサージしてくださいニャー。
↓↓↓

あとは表情筋全体を動かして柔軟にしてあげること。
笑ったり泣いたり怒ったり、感情豊かに生きるってことですよね!
わくわくドキドキ楽しい気持ちになる選択をしましょ!
ストレスが溜まってくると体全体が硬直しますけど、
表情豊かに生きてると、体もそれなりにリラックスを覚えます。
肩こりと一緒ですね、慢性化しちゃうと体って異常に気付きにくくなる。
だから、自宅でケアをしたりサロンに行くなりして
、「ホントはこんなに張るべき筋肉じゃないのよー」と
筋肉によい状態を思い出させることが大事ですね(*^^*)
人生に背負った重荷の分だけエラは張る!